沖縄県の高校・中学制服

沖縄県の中学校の制服って？学生服の特徴や学生について

沖縄県は大小160の島を有し、綺麗なビーチが多いことで知られています。陽気な人々が多く、温かい気候からアロハシャツが正装とされるなど、独自の文化が発展した場所です。
そんな沖縄県の中学生はどのような制服を着て学生生活を送っているのでしょうか。また、沖縄県の中学生はどのような特徴があるのでしょうか。沖縄県の中学校の学生服の特徴や学生について紹介しますね。
沖縄県の中学校の総数は国立1校、公立137校、私立6校となっています。
沖縄県では制服の費用が負担になっている家庭が多いことが実情です。そのため、県内では制服のリユース活動が年々活発になっています。
制服を格安の中古で販売するリサイクルショップや、無料で提供するといった活動が盛んです。沖縄ではスーツの代わりにアロハシャツを着用するという文化があることは上述しました。しかし、中学校ではアロハシャツを制服に導入した学校は今までありませんでした。
そんな中、2016年に名護市の屋我地ひるぎ学園でアロハシャツ制服が導入されました。導入のきっかけは、PTAからの強い要望だったといいます。
やはり沖縄県民はアロハシャツを愛しているのですね。同校の制服デザインは、水色のアロハシャツに前立て部分に模様が入っているデザインです。下は男女ともスラックスを合わせます。
涼しく、手入れがしやすいと保護者や生徒から大人気の制服となっています。
沖縄県の中学校ではセーラー服が定番です。胸ポケットには中学校名と氏名を刺繍するのが一般的となっています。しかし、防犯の観点から、氏名の刺繍廃止への要望が多いです。
沖縄県は一年を通して温かい気候のため、4月の新学期当初から既に夏服を着用する風習があります。また、気候のせいか、冬のタイツ着用は長年認められていませんでした。
学生の訴えにより、沖縄市の中学校が2020年に県内で初めて冬のタイツ着用を認めました。タイツに強い憧れをもっていた学生はこぞって着用したという逸話があります。

沖縄県の高校の制服って？学生服の特徴や学生について

沖縄県には国立0校、公立60校、私立8校あります。私服通学が許可されているのは公立の1校だけです。さらに、私服といっても、ジャージや体操着で通学する生徒が多く、ジャージ類が制服化しているようです。
沖縄県では数々の高校が近年制服を変更しています。その中でも、2015年に導入された名護高校の新制服がかわいいと評判です。
紺色のブレザージャケットに紺色のプリーツスカートが基本のデザインとなっています。ブレザーとスカートにはよく見るとストライプ柄が施されており、お洒落ポイントです。
スカートの裾にはブルーグレーのラインがはいっています。ネクタイはパステルブルーでとてもかわいいと評判です。
トータルで見ると、色味がとてもかわいい制服で、納得の人気です。沖縄県では全国的な流れと時を同じくして、LGBTへの配慮のため、女子のスラックスを導入しています。2021年度4月時点で50校近くの学校がスラックス制度を導入しています。
そんな流れに逆らっているのが首里高校です。同校は220年前の琉球王朝時代に創設された歴史があります。その伝統を守るため、女子のスラックス制度導入へ強い抵抗感を示しているのです。
同校の制服デザインは、紺色のセーラー服を基調としています。襟の端には太い白のステッチが入ったデザインです。ネクタイも白色を採用しており、マリン風で非常にかわいい制服と評判になっています。
スラックスを導入することが伝統を破壊することにはつながらないので、ぜひ導入してほしいものですね。
女優で大活躍の国仲涼子さんは那覇商業高校の出身です。紺色のダブルボタンのブレザーにプリーツスカートというデザインを採用しています。
ブレザージャケットの丈が短いデザインで、スカートとのバランスが悪いと学生からは人気がありません。
女優の比嘉愛美三は中部農林高校の出身です。金色のボタンが3つついた紺色のブレザージャケットに、赤のチェックスカートが基本のデデザインとなっています。
アイドルのようなデザインで、比嘉愛美さんのかわいさをより一層引き立てていたことでしょうね。

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