鳥取県の高校・中学制服

鳥取県の中学校の制服って？学生服の特徴や学生について

鳥取県は北は日本海に面し、南は中国地方の最高峰・大山をはじめとする山々が連なった自然豊かな場所です。季節の移り変わりも鮮やかで、四季折々の情景を楽しめます。
そんな鳥取県の中学生はどのような制服を着て学生生活を送っているのでしょうか。また、鳥取県の中学生はどのような特徴があるのでしょうか。鳥取県の中学校の学生服の特徴や学生について紹介しますね。
鳥取県の中学校の総数は国立1校、公立56校、私立3校となっています。私服での通学が許可されている学校はありません。
鳥取県ではセーラー服を採用している中学校が大半です。また、セーラー服の襟に「名古屋襟」を採用している学校が多数存在します。
そんな鳥取県の人気ナンバーワン制服は組合立箕蚊屋中学校のブレザーデザインの制服です。
紺色のブレザージャケットにグレーのボックススカート、襟元には赤いネクタイというデザインです。県内では珍しいブレザーデザインが中学生の心をひきつけたのでしょうか。
東伯中学校の制服も大変人気があります。同校の制服は黒のセーラー服が基本のデザインです。セーラーカラーには白い太めのラインが入っており、襟元には黒のネクタイが施されています。セーラー服に黒を使用している学校は少なく、かっこいいセーラー服として評判です。
鳥取県の中学生はスカート丈が長めで、白のくるぶしソックスという制服の着こなしをします。全国の一般的な中学生と同じスタイルですね。

ここで、鳥取県の有名人を紹介します。
タレントとして大人気のイモトアヤコさんは岸本中学校の卒業生です。同校の制服はスタンダードなセーラー服を採用しています。在校生はブレザーに憧れが強いようですが、保護者は「セーラー服の方が安いのでうれしい」という意見が多いです。
女優として大活躍中の蓮佛美沙子さんは高草中学校の卒業生です。かつてはスタンダードなセーラー服でしたが、2000年代に入りブレザーデザインに変更されました。鳥取県もセーラーデザインからブレザーデザインに変更する学校が多いのですね。

鳥取県の高校の制服って？学生服の特徴や学生について

鳥取県の高校の総数は国立0校、公立24校、私立8校となっています。その中で私服制度を採用している高校はありません。
鳥取県は東部地域ではブレザーデザインを採用している学校が大半で、西部地域になるほどセーラー服が多くなる傾向にあります。
そんな鳥取県で制服のデザインが人気の高校はどこなのでしょうか。
米子松陰高校の旧制服は森英恵氏デザインでとても人気がありました。2015年、惜しまれつつ引退しましたが制服ファンの間で現在も買取希望者が多数存在します。
冬服はの紺色のブレザージャケットに、紺色と深緑のチェックスカートというデザインです。襟元には鮮やかな緑色のリボンがあしらわれており、大変人気の制服でした。
夏服は半袖のセーラーシャツにグレンチェックのプリーツスカートという爽やかな装いになっています。冬服、夏服ともにかわいいと評判の制服で、県内随一の人気を誇る制服でした。
新制服は、黒のブレザースタイルにガラリと変更されました。ブレザーの襟には白のパイピングが施されています。スカートは黒地に紅白の細い線の入ったチェック柄です。黒色と橙色のストライプ柄のネクタイも指定されており、特徴的な制服となっています。制服と相性抜群の赤いベストも着用可能で、新制服もとてもおしゃれです。
鳥取中央育英高校の制服は学ランとセーラー服のハイブリッド型だと話題になっています。黒を基調としたジャケットで、小さめのセーラーカラーに学ランのようなデザインが特徴的な制服です。5つの金ボタンが学ランらしさを強調します。
デザインは学ランに似ていますが、丈は短めに仕上がっています。ジャケット丈とスカートの絶妙なバランスが着やせしてみえると大人気の制服です。
鳥取県の女子高生のスカート丈は極端に長いか短いかのどちらかです。割合的には丈が長い生徒の方が多く、短い生徒はごく一部に限られています。
丈の短い生徒は米子市で局所的に多く存在します。米子市のミニ丈派の生徒の間では膝上15センチほどのスカート丈に白のハイソックスという着こなしが定番です。
膝下派の生徒のスカート丈はあまりに長く、「スケバン」に見紛うほどだと揶揄されています。
スカート丈のロング化の理由は鳥取県は冬の寒さに起因します。冬の寒さをしのぐため、黒タイツにロング丈というスタイルが流行しました。「腰パン」ならぬ「腰スカ」という言葉もできたほどです。鳥取県の女子高生の間では「腰スカ」スタイルが定番の着こなしとなっています。

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